まるで短編映画のような楽曲構成
こんばんは、お耳の恋人、音楽コラムニストです。
最近のJ-POPチャート、皆さんチェックしてますか? 色んなジャンルの名曲がひしめき合っていて、本当に聴き応えがありますよね。僕自身、日頃からHIP HOPやJAZZを中心にブラックミュージックをディグりつつも、K-POPからアイドルまで、「良いものは良い!」と常にアンテナを張っています。
そんな僕の耳を最近、特に掴んで離さないのが、Mrs. GREEN APPLEの最新曲「ライラック」なんです。
まるで短編映画のような楽曲構成
正直、初めて聴いた時、まずそのストーリーテリングのような楽曲構成にハッとさせられました。ただ単にAメロ→Bメロ→サビというお決まりのパターンではなく、冒頭から聴き手をグイッと引き込む力がある。
Aメロのメロディラインを聴いていると、どこか懐かしさを感じる一方で、コード進行には彼らならではのひねりが効いていますよね。一聴するとキャッチーなのに、よくよく聴くと「あれ、ここでこのコード持ってくるか!」っていう意外性。これ、プロデューサー視点から見ると、本当に唸らされます。
ブラックミュージックに通じるグルーヴと転調の妙
そして、僕が特に注目したいのが、この曲の「グルーヴ」です。J-POPの枠を超えて、まるでソウルやR&Bの楽曲を聴いているかのような身体を揺さぶるリズム隊。ドラムのキックとベースラインの絡み合いが絶妙で、ついつい頭でリズムを取ってしまうんです。
そして、サビ前のあの転調! これは本当に見事としか言いようがありません。一瞬、聴き慣れたキーから離れて、また戻ってくる。この一瞬の浮遊感と、サビで開放されるカタルシスは、まさに計算し尽くされた音楽的魔法ですよね。こういう展開は、ブラックミュージックにおけるゴスペルやジャズの楽曲にも通じるような、エモーショナルな高揚感を生み出しています。
音のレイヤーが織りなす奥深さ
さらに耳を凝らすと、音のレイヤーの作り込みにも驚かされます。ストリングスやシンセサイザーの使い方が、単なる飾りではなく、メロディやコード進行の感情を増幅させるように機能している。特に、バックで鳴っているさりげないギターのリフや、ピアノのオブリガードなんかは、何度聴いても新しい発見があるんですよね。
こういう細部へのこだわりが、この曲をただの「流行りの曲」で終わらせない、深みのある作品にしているんだと強く感じます。
「良いものは良い」食わず嫌いは損!
Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」は、J-POPとしてのポップさを保ちつつも、音楽的な冒険心と緻密な計算が詰まった一曲だと思います。
「J-POPはちょっと…」なんて食わず嫌いをしている人には、ぜひ一度この曲をじっくり聴いてみてほしいですね。きっと、あなたの音楽地図が広がるはず。 「良いものは良い」、この言葉に尽きます。
ではまた、次の音楽コラムでお会いしましょう!


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